進化方法

2014年9月29日 (月)

対後衛即城主進化-直-

後衛即城主へのアンチ的な進化方法である『直』を紹介します。
自分が後衛の際に、敵の即城主進化に対して領主時代から攻撃をかけてしまおうというのがこの戦法のコンセプトです。 人口25で進化し、射手で攻撃します。
アステカ・マヤなど馬がでない文明、血統がないなど騎士が強くない文明の時に選択されることが多い戦法です。
ただし、相手がフランクであろうと直をしかけてくる可能性はゼロではありません。 そこは気をつける必要があります。

【領主時代進化までの流れ】
初期農民3(人目) 2人と1人でそれぞれ家を1つずつ建てた後、羊を狩る
4-6    羊
7       森に伐採所を建ててキコリ
8-9    キコリ
10      家を建ててキコリ
11      イノシシを引っ張りにいく
12      羊 食べ終わったらイノシシ
13      イノシシ
14      家を建ててイノシシ ここで機織を研究
15      粉引き所を建てて木の実
16-18  木の実
19      森に2つ目の伐採所を建ててキコリ
ここで農民を3人敵後衛に派遣
(人口20~21のタイミングで派遣しないと敵陣到着が間に合いません。イノシシ農民から持っていくといいと思います)
※機織はどのタイミングで研究しても構いませんが、農民を派遣する頃には研究を終えてください。
 狼に襲われて派遣農民が死んでしまいます

(イノシシを食べ終わったら残っている羊を全力で食う)
20-24  キコリ
領主進化ボタンを押す。
羊を食べていたうちの4人で金を掘り始める。

前線農民はkmkm速攻の時と同様、出来れば相手の正面は避けて弓小屋を2個作ります。 戦士小屋は前線に建てる攻撃型・自陣に建てる守備重視型がありますがお好みで。
逆サイドの騎士が来るパターンや相手からの斥候カウンターに備えるなら自陣に置くほうがいいでしょう。
初弾を放り込むまでには鉄工所を建設し、矢羽根の研究も終えておきましょう。 矢羽根があるのとないのでは農民への攻撃能力が全然違います。

【直の狙い】
農民を派遣している都合上、相手より内政は弱くなっているので、とにかく先制攻撃で敵農民を狩ります。 農民の数が多い伐採所が狙いどころになります。
可能ならば森や金鉱を塔で制圧してしまいたいところです。
派遣した農民は1本目の塔を建てた後、2本目を建てるために敵陣の石を掘れればベストです。それが無理でも遊ばせておくよりは必要なときが来るまで木切ったりしときましょう。

【敵が無防備に城主を目指している場合】
大チャンスです。 着弾の前後に城主ボタンを押される状態にはなるでしょうが、その間完全に敵は無防備です。せいぜい建て終わった騎兵育成所から斥候がパラパラと出てくるくらいでしょうか。
金鉱制圧・伐採所攻撃など暴れるだけ暴れ回り、一気に勝負を決めにいきます。
大チャンスではありますが、ここでしくじってしまうと騎士を出されてしまいます。心してかかりましょう。

【敵が即城を諦めた場合】
こちらの直を察知された場合です。
だいたいこちらと同程度の時間(25~28人程度)で領主進化してきます。
少なくともすぐに城主に進化して騎士が出てくるという展開にはなりません。
斥候+散兵を出してくることが多いでしょう。
厳しい戦いにはなりますが、主戦場は敵陣内です。
通常の前衛戦同様積極的に攻撃をしかけていきましょう。

【自陣の構え】
必ず自陣に敵兵は来ます。そういうつもりでいてください。
自サイドの敵前衛の兵、あるいは逆サイド後衛の騎士が襲来します。

・自サイド敵前衛の兵が軍兵・民兵・斥候の場合
金鉱や伐採所を軽く柵で囲います。 囲ってしまえば攻撃されることもないので味方に助けを求める必要もありません。

・敵前衛の兵が弓の場合
流れてくると非常に危険です。
味方の前衛には流れてこないよう圧力をかけてほしいところですが、それでも来る時は来ます。
流れてきたらまずは味方に弓が○体来ているとフレアと共に報告しましょう。
どうしても無理なら自陣塔で対策くらいしかありません。

・逆サイドの騎士が来た場合
非常に難しい判断になります。
味方の騎士を呼びたいところですが、来る余裕がない場合も多いです。
少なくとも騎士が来る18分までには資源場だけでも囲っておくべきです。
戦士小屋を自陣においている場合は保険で槍を出しておくことも可能です。


【失敗したその後】
残念ながら直を失敗し、返されてしまった場合。
とりあえず味方には敵の騎士が出始める旨を伝えておきましょう。一時的にですがチームには負担をかけることになります。
その後の展開はケースバイケースですが、 南米文明だと内政の強さと帝王イーグルでの爆発にかけてそのまま帝王を目指すことが多いです。
南米文明以外なら普通に騎士シフト。後手を踏んでる状態なのは間違いないので馬小屋3回しなどで挽回したいところ。



自陣の防御は皆無に等しく、自分はもちろん味方の頑張りにもかなり左右される戦法です。 が、南米文明を使うなら避けては通れませんし、味方の逆後衛が直の時に自分もそれに合わせるという選択肢もあります。 直を受けた場合の対応については別記事にて紹介したいと思います。

2014年9月 8日 (月)

領主進化-kmkm速攻-

今回は槍散の発展型、『kmkm(くむくむ)速攻』を紹介します。
Iamkmkmという海外プレイヤーが得意としたことから、その名前をとって戦法名になりました。
この戦法の特徴は、戦士小屋・弓小屋を自陣ではなく敵陣近くに建てること。
そして槍散兵に派遣農民で建てる塔も絡めます。
自陣がスカスカでリスキーではありますが、敵陣を強制的に主戦場にする積極的な戦法です。

では進化の一例を見てみましょう。

【領主時代進化までの流れ
初期農民3(人目) 2人と1人でそれぞれ家を1つずつ建てた後、羊を狩る
4-6     羊
7       森に伐採所を建ててキコリ
8-9     キコリ
10      家を建ててイノシシを引っ張りにいく
11      キコリ
12      羊
13      (羊ちょうど食べ終わったので)イノシシ
14      家を建ててイノシシを引っ張りにいく
(イノシシを食べ終わったら残っている羊を全力で食う)
15       粉引き所を建てて木の実
16-18   木の実
19      森に伐採所を建ててキコリ
20-22   キコリ
機織後、領主進化ボタン押す

敵との距離にもよるが、領主進化ボタン押し前後に農民を3人、敵陣に向けて出発させる。
必ず機織を完了させてから出発すること!狼に襲われて泣く破目になります。
進化時間中には前線で戦士小屋を建造しておくこと。


【領主時代への進化後】

派遣した農民3人で弓小屋2つを新たに建てます。
ここまで金を掘っていないので、出す兵種はもちろん槍散兵です。
槍2 散兵4-5を作成したら攻撃開始。
敵の金場もしくはキコリを狙い、さらに塔を建てて制圧します。
塔を建てたあとは派遣農民で敵陣の石を掘るか、自陣の石を掘るかして2本目を狙います。

【領主以降の展開】
互角以上に戦えていて、相手の資源場もいくつか押さえることに成功しているなら問題はないでしょう。城主を急いで石弓or騎士で圧倒します。

そうでない場合は、苦戦と言わざるをえません。
恐らくは前線の小屋も制圧されてしまっているでしょうから、とにかく自陣タワーも含めて守りを固め、城主以降の投石などで逆転を狙いたいところ。

参考リプレイ
「kmkmsokko-.mgx2」をダウンロード

※対com(簡単)ですのでキコリ場に塔を建てたところで終了しています。


【ワンポイント】

はじめに:

相手が自分と同じ農民22人で進化してきた場合を考えて見ます。
相手の農民は22人全員が内政についています。
対してこちらは3人が派遣されているため、19人が内政についています。
この段階で3人分こちらの内政が弱くなってしまっていることがわかります。
これを補うだけの戦果をあげないといけません。
また、相手の資源場を制圧するという戦法ですので、そこがどこかわからないと攻めようがありません。偵察を念入りに行う必要があります。


前線小屋作成時の注意:

前線の小屋の位置は非常に重要です。
まず、事前にばれてしまったら半分失敗だと思ってください。
では、ばれにくくするためにはどうすればいいか。
相手の真正面をさけ、死角に入ることです。
例えば、今回のリプでいくと・・・。

Fb246e6d4ddb70ef8ef4054cfa2430dc 黒い棒で囲われた部分が相手の真正面に当たる部分。ここに前線を建ててしまうと、通りがかりの斥候に見つかる・前線を作っても相手の兵といきなりぶつかる、など失敗しやすくなります。
そこで、実戦では青丸の部分に小屋を建て、攻撃を開始しました。






塔を守ろう:

塔は領主時代に置いてはかなり強力な制圧力を持ちます。
ただし、足元は攻撃できないため、農民に殴られると案外あっさりと壊されてしまいます。
そこで、塔を建てた後は周囲を柵や家で覆うことで農民に殴られることもなくなり、少なくとも城主時代までは制圧し続けてくれることでしょう。


4vs4チーム戦においては・・・:

前衛で選ぶ戦術ですが、自分サイドの後衛が即騎士同士の場合、主戦場が敵後衛に近い敵陣&自陣がスカスカのため敵騎士に蹂躙される展開になりやすいです。
せめて相手を道連れに出来ないと全体が苦しい展開になります。
あまり好んで選ぶ戦術とは思えません。

ただし、味方の後衛が敵後衛に『直』を仕掛けているとき。
このケースでは別です。
敵後衛は直を受け、騎士は出せない状況のはず。
前衛としては敵前衛に重圧をかけ、兵を味方の後衛に流されないことが必要になってきます。
敵陣で戦えるkmkm向けの状況というわけです。

2014年8月31日 (日)

即城主進化-即騎士-

今回はチーム戦における後衛の基本戦法、『即騎士』です。
人口30(斥候含む)で領主時代in、そのまま17分台後半で城主時代に入り騎士で攻撃する戦法です。

まずはいつものとおり騎士の能力を見てみましょう。

Photo これまでに紹介した弓や散兵に比べれば圧倒的な能力です。
攻撃力・機動力・耐久力に優れ、領主時代の軍を蹴散らすことが可能です。
ただし、槍兵には弱いため油断は禁物です。
槍兵からは+15ダメージ、長槍兵からは+22ダメージを受けます。
敵が2体や3体なら強気でも構わないでしょうが、それ以上いるなら排除を味方の兵に任せてしまいたいところです。




実際の進化の一例を。
鹿を狩る・手押し車研究のかわりに農民3を生産するなどバリエーションがありますが、
ここではオーソドックスな人口30+手押し車を紹介します。


【領主時代進化までの流れ】

初期農民3(人目) 2人と1人でそれぞれ家を1つずつ建てた後、羊を狩る
4-6    羊
7       森に伐採所を建ててキコリ
8-9    キコリ
10      家を建ててキコリ
11      イノシシを引っ張りにいく
12      羊 食べ終わったらイノシシ
13      家を建てて2匹目のイノシシを引っ張りにいく
14      イノシシ
15      粉引き所を建てて木の実
16-18  木の実
19      森に2つ目の伐採所を建ててキコリ
(イノシシを食べ終わったら残っている羊を全力で食う)
羊も食べ終わったら傷ついている農民を優先して畑を作る。
最終的にイノシシ食べていた農民は全部畑農民になります。
木がたまるのをまっている間は立ち木を切っておいてもらいます。
20-25  キコリ
26      採掘所を建てて金
27-29  金
機織後、領主進化ボタン押す
(この時点での農民内訳:畑10 キコリ11 木の実4 金4)
領主への進化中にキコリ農民で戦士小屋を建てておきます。

【領主時代への進化後】
キコリ農民2,3人で鉄工所・馬小屋を建てます。
町の中心で手押し車を研究
伐採所で斧を研究。
余裕があれば粉引き所で引き具を研究。
手押し車が研究完了したら城主ボタンを押す。
目標城主inタイム:18分

参考リプレイ
「sokuzyo.zip」をダウンロード


【城主への進化中にやること】

騎馬用鎧を研究する。
2つ目の馬小屋を建てておく。建て終わったら1人を畑へ。
木の実を取り終えるはずなので金堀農民にする。

【城主時代への進化後】
騎士の生産を開始。内政がうまくいっていれば8体くらいまではスムーズに出るはず。
とりあえず4体できたら攻撃に向かいましょう。
ノコギリを研究。
この辺りで最初に立てていた畑が枯れ始める。
金鉱そばor伐採所のそばに町の中心を建てる。以降中心は積極的に増設していく。
騎士・町の中心を継続して回すには畑がまだまだ足りないので増設。

【チーム戦での動き】
後衛の動きは大きく分けて2パターンに分かれます。
①前衛の援護をする
②自由に動いて敵の内政を荒らす
の2つです。

進化を待っている間は比較的暇なはずなので、この間に前衛の方の有利不利、
今後どう動いてほしいかを聞いておきましょう。


【ワンポイント】

血統研究の是非:
騎士のHPが+20されます。
が、研究すると最初の騎士を回しにくくなることも。
血統で能力値を上昇させても数負けしては意味がないので後回しでもOK。

馬鎧2研究:
主に対射程で研究の有無が顕著になります。

①馬鎧1        ②馬鎧2         ③矢テク研究済    ④前衛中心
Photo_2Photo_3Photo_4Photo_5








(*後衛の中心は矢羽根を研究していないはずなので攻撃力は5と考えます)

①の騎士は石弓射手・前衛中心の攻撃が25発当たると死亡します。
②の騎士は石弓射手・前衛中心の攻撃が34発当たると死亡します。

①の騎士は後衛の中心から2ダメージを受けます。
②の騎士は後衛の中心から1ダメージしか受けません
馬鎧2を入れておくことで、対ユニットはもちろんですが、敵後衛への荒らしのやりやすさが格段に向上します。
石弓射手の相手をしないといけなくなるであろう25分程度までには遅くとも研究を終えておきたいですね。


【今後の展開】
ある程度ゲームが煮詰まってくると、このまま騎士を出し続けるのか、それとも他の兵種にシフトするのかの選択をすることになります。
帝王時代でも騎士が強いフンやフランクなどの文明ならそのまま継続でも構わないでしょう。
逆に重騎士どまりであったり他に強い兵がいる文明は兵種を切り替えることになります。
チームの状況、相手が出してくる兵種などなど色々と考える点は多いです。
自分が優勢ならば包囲小屋などを敵陣前に建てて積極的に攻撃していきたいですね。


【直について】
即城への対抗策として、『』という戦法があります。
主に馬が出ない南米系の文明や馬が弱いので出したくない文明が取る傾向にあります。
概要としては、人口25で領主進化、進化中に農民を後衛に向けて派遣し、領主時代から主に弓で強襲をかけるというものです。
こちらが察知できていないと、城主進化へ向けて内政一本無防備のところに敵軍が襲来します。
これへの対抗策は別記事にて書く予定です。

2014年8月30日 (土)

領主進化-軍兵-

ハマれば強力外せば地獄、『軍兵R(ラッシュ)』を紹介します。
領主進化中に民兵を4-5生産しておき、領主進化と同時に軍兵を研究、相手に着弾させる戦術です。
防御側からみると、弓や槍散の進化ならまだ小屋を建設中の時間帯に着弾するので、無策で食らってしまうと非常に対応が難しくなります。
反面、暗黒時代のうちから兵をつくるわけですから内政難度は高いです。

ではまずは軍兵の能力を見てみましょう。

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Photo_5見てのとおり、近接攻撃では圧倒的に農民を上回っています。
数で上回っていたとしても殴り返すのは無謀というものです。








Photo 例えば図のように、農民8人vs軍兵4人での殴り合いをしてみました。
10回試行して農民側の生存数は平均2.8人。
もちろん操作次第ではありますが、その後の内政が乱れることも考えれば大打撃は避けられないでしょう。
防御サイドには農民で殴り返す以外の手段が求められます。







では実際の進化手順の一例を見てみましょう。
槍散や弓と比べるとかなり肉に比重を置いた進化になります。

【領主時代進化までの流れ】
初期農民3(人目) 2人と1人でそれぞれ家を1つずつ建てた後、羊を狩る
4-6    羊
7       森に伐採所を建ててキコリ
8       キコリ
9       家を建ててイノシシを引っ張りにいく
10-11  キコリ
12      イノシシ(or食い残しの羊)
13      家を建てて2匹目のイノシシを引っ張りにいく
14      イノシシ(引っ張りに行っている人を含め狩りをする人は10人)
(イノシシを食べ終わったら残っている羊を全力で食う)
15      粉引き所を建てて木の実
16-20  木の実
このタイミングで戦士小屋と家を建設(ここで家を建てておかないと民兵を作る時に家ミスします)
(リプ中では伐採所農民が戦士小屋と家を建てていますが、他の農民が建てても可)
21      キコリ
22      採掘所を建てて金
23      金
機織後、領主進化ボタン押す
民兵の作成を開始

羊を食べ終わった農民は5人(可能ならば2個目の伐採所をつくって)キコリ
残りの5人は畑を作るために中心そばの立ち木を切っておき、木60たまり次第畑を4枚程度つくる。
領主時代への進化が60-75%くらい(距離と相談)になったら、作った民兵4人で敵陣へ侵攻開始。

【領主時代への進化後】
軍兵・斧を研究、農民の生産を開始する。
畑を張りつつ、弓兵へのシフトの準備。(展開次第で臨機応変に)

参考リプレイ
「noumin23_gunpei.zip」をダウンロード

鹿を狩る進化方法もありますが、鹿の位置に左右されるため安定しません
粉引き所が安い日本、狩りが早いモンゴルなどでは積極的に鹿を狩るのも選択肢に入ってきます。


【ワンポイント】

民兵生産時の注意:
察知されにくいように戦士小屋を通常より後ろ目に配置。
集合場所を小屋自体にすることで小屋に駐留する。

軍兵の動き:
農民には強い軍兵ですが、町の中心の矢には非常に脆いです。
農民を深追いして中心に突っ込むことのないように守備モードにしておくこと。
ヒット&アウェイが基本になります。
金場を襲って農民が散ったらキコリ場へ、キコリ場も散ったら金場へ舞い戻る粘着体質が必要です。
つまり、相当小まめに軍兵の操作をしてあげなければいけません。


【防御側の対応】

着弾時間が12分くらいと非常に着弾が早いのが特徴です。
食らって初めて相手が軍兵だとわかるようでは苦戦必至でしょう。

見分けるポイント:
①戦士小屋の建つタイミングが早い。
通常は領主ボタンを押してから戦士小屋が建設されますが、軍兵では暗黒時代から民兵を作成する都合上、通常より早い時間帯に完成しています。
②鹿を狩っている
肉偏重の内政です。
単に暗黒内政を失敗している可能性もありますが、通常の槍散兵・弓の確率は低いでしょう。
③金堀の人数
金は掘っているが2-3人なら弓の確率は少し低そうです。


実際の防御法:
軍兵は歩兵である以上、射程が0です。
つまり、柵などで囲ってしまえば無力化できるということ。
しかし、自陣を広く全て囲うのはまず間に合いません。
そこで・・・

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こんな風にコンパクトに重要な部分だけ囲ってみました。
少なくとも囲ってある資源場はこれで大丈夫でしょう。
柵を殴ってきたら慌てず騒がず殴られた柵の後ろにもう一つ柵をつくるだけでOK。
これで時間を稼ぎ、軍兵を無力化した後は敵陣に向かいカウンターを狙います。
敵の弓小屋作成は通常より遅めのはずです。
スピーディーに対処さえできれば十分にチャンスはあるはず。

2014年8月28日 (木)

領主進化-弓-

現在の前衛における主軸戦法、『弓進化』です。
まずは射手(以下弓と呼びます)と散兵の違いを見てみましょう。

Photo_2

Photo_4 まず共通する点は共に射程が4であること。
また、弓は槍兵に対して+3の攻撃ボーナス
散兵は槍兵に対して+4のボーナスを持ちます。

つぎに相違点。
まず、弓は作成に35秒、散兵は22秒かかります。
また、弓は散兵と比べると、攻撃力が4と高めに設定されています。対して、散兵は飛び道具への防御力が3もあります。さらに、散兵は射手に対して+3の攻撃ボーナス・散兵に対して+4のボーナスを持ちます。

弓対散兵にしぼって整理すると、素の状態では弓は散兵に対して1しかダメージを与えられませんが、散兵は弓に対して5のダメージを与えます。
散兵は弓の明確なアンチユニットになってるんですね。
当然、散兵と弓が戦場でぶつかれば散兵側が勝ちます。
これは弓を選んだ際のデメリットです。
ここまで読むと、散兵に比べて作るのは遅いわ散兵に負けるわでいいところなしに見えます。

Photo_5 次は対農民をそれぞれ考えてみます。
弓は農民に対して2のダメージを与えます。
散兵は1のダメージを与えます。
例えば弓、散兵それぞれ7ずつで農民を打ってみましょう。
一度の斉射で
弓側は  2×7=14ダメージ
散兵側は1×7=7ダメージ
つまり、弓側は3回の斉射で農民を倒せます。
対して散兵側は6回も斉射しなければなりません。
ただでさえ忙しい領主時代にこの3回の操作の差は非常に大きい。

散兵はせいぜい農民の作業を止める役割しか果たせませんが、弓は農民を倒すことが出来るということです。
これは弓を選ぶメリットの一つ。

弓を選ぶメリットはまだあります。
それは作成のコストです。

弓の作成コスト  :木25 金45
散兵の作成コスト:木35 肉25

弓は金を使う一方、肉を使いません
散兵は金を使わないかわりに木を多めに、肉も使います。
時代はまだ領主の時代。軍の作成は当然大事なのですが、相手より早く城主時代に入ることも大事です。
散兵を作っていると農民をつくる肉や畑に必要な木を大量に消費してしまうんですね。

一方弓は木は使うものの肉は0です。肉資源をそのまま農民作成や城主進化への資源に使えます。
散兵と比較して早い城主進化が見込める。これがメリットの2つ目です。

いかに素早く相手の内政にダメージを与え、いかに素早く自らが次の時代に進むのかを考えた際、弓>散兵となるのは明白だと言えます。

長々と説明してしまいましたが、実際の進化を見てみましょう。
槍散進化に比べ、新たに金を掘る分、難易度は高くなります。

【領主時代進化までの流れ】

初期農民3(人目) 2人と1人でそれぞれ家を1つずつ建てた後、羊を狩る
4-6     羊
7       森に伐採所を建ててキコリ
8-9     キコリ
10      家を建ててキコリ
11      イノシシを引っ張りにいく
12      羊 食べ終わったらイノシシ
13      粉引き所を建てて木の実
14      2匹目のイノシシを引っ張りにいく
15-17   木の実
イノシシを食べ終わったら7人で羊、2人を立ち木切り
18-22   キコリ
機織後、領主進化ボタン押す
今回は木が十分に集まりそうだったのでそのまま羊を食べていますが、このあたりは要微調整。
木が足りなさそうなら弓小屋2個建設を優先するために木に重点を置きましょう。

領主ボタンを押した後は羊を食べていたうちの4人で金を掘ります
Photo_6
領主進化中に槍散進化と同じく戦士小屋と家を建てておきます。
そして領主時代に入ったらこちらも同じく3人で弓小屋を2つ建設します。

小屋が完成したら今度は弓兵を5-7生産し、敵陣に侵攻します。
敵の兵をかいくぐり、農民を攻撃するのがお仕事です。
積極的に踏み込んでいきましょう。
特に敵が散兵ならガチンコでぶつかっては絶対にダメです。
着弾までに鉄工所で矢羽根の研究まで入れられればベストでしょう。
以降は展開次第ですが、基本的には弓兵をドンドン作成していき、城主での石弓につなげたいところです。

参考リプレイ
「noumin22_yumi.mgx2」をダウンロード

今回のリプレイでは肉が本当にカツカツです。
厳密には足りてません。
反面、木には余裕があるので18-22人目のキコリを一人木の実に回してもいいかもしれません。
当然このリプレイが模範解答ではないので、自分なりにアレンジして使ってください。

また、農民の数は20人まで削って10分を切る圧倒的な早さで領主時代に入り、相手を攻撃することも可能です。
ただ、安定度および内政の伸びが格段に落ちます。
ちょっとでも手間取るともう小屋が2つ建たず、結局は21人より遅れるということにもなりかねません。
初弾に命運をかけるバクチ戦術と言っても過言ではないでしょう。
私自身、得意戦術とは自分で言っていましたが失敗率・即死率もかなりの割合でありました。
21人、22人と増やすに従って、安定度は向上していきます。
より早く、を考えると農民21人が今のベストなのかもしれません。


【矢羽根を研究する意味】
鉄工所で矢羽根を研究すると、『射手ユニット、ガレー船ユニット、バイキング船、町の中心(攻撃力のみ)、城、塔の攻撃力と射程 +1』の効果が得られます。
つまり、弓の攻撃力が4+1、射程が4+1になります。
これを先述した農民への攻撃力で考えると、
弓側は  (5-2)×7=21ダメージ
となります。
弓の攻撃力が上がると3回→2回に斉射の回数が減るということです。
ものすごく大きいですね。
仮に5人で打っても
(5-2)×5=15ダメージとなり、3回の斉射で済みます。
(矢羽根なしだと(4-2)×5=10ダメージなので4回)

また、射程が1増えていることで、相手が矢羽根を研究できていない場合、一方的に打てる瞬間が出来ることになります。攻撃力もこちらが高いので同数なら負ける要素がありません。
より早く矢羽根を研究することがこの戦略の肝となります。

2014年8月26日 (火)

農民24人領主進化-槍散兵-

ここではまず、暗黒時代の基本、『農民を24人作って領主時代に入り、槍散兵で相手を攻撃するための進化』について書いていこうと思います。
槍散兵自体の攻撃力の低さから、現在は『弓』が前衛の基本戦術と位置づけられているようです。
が、最も単純で内政も簡単なため、本当の基本のキはやはり『槍散兵』なのではないかと私は考えています。

【領主時代進化までの流れ
初期農民3(人目) 2人と1人でそれぞれ家を1つずつ建てた後、羊を狩る
4-6     羊
7       森に伐採所を建ててキコリ
8-9     キコリ
10      イノシシを引っ張りにいく(羊4を食べ終わる頃に帰ってこれるよう調整)
11      羊
12      家を建ててキコリ
13      粉引き所を建てて木の実
このあたりで一匹目のイノシシの肉がだいぶ減っているはずです。
二匹目のタイミングを考えましょう。
14-16   木の実(このあたりでもう一つ家を建てておく)
17      二個目の伐採所を建ててキコリ
イノシシを食べ終わったら残った羊を食べる
18-24   キコリ
領主進化ボタン押す

領主への進化中に戦士小屋を1つ、家を2つ建てておく。
Photo_20
羊も食べ終わったら畑を2枚つくり、残った農民はキコリへ。
後に小屋をつくるために2人は中心周りの立ち木でも切っておきましょう。

領主時代に入ったら3人で弓小屋を2つ建設します。
Photo_21
小屋が完成したら、槍を2-3、散兵を生産し、散兵が6ほどたまったら敵軍に侵攻する。
以後も軍の生産は継続して行い、敵を攻撃していく。
展開によっては散兵→弓へのシフトを考えていきます。

参考リプレイ
「noumin24_yarisan.mgx2」をダウンロード

このリプレイでは農民24人で進化していますが、より早く相手に攻撃することを考えると農民を削って進化する必要があります。
慣れてきたら農民22人で進化できるようにアレンジしてみてください。


リプレイ中の反省点:
・イノシシを引っ張ってくるタイミングが少しはやい
・暗黒時代最後に農民の作りすぎによる家ミスを起こしている
追求すべき点はまだまだあると思います。

*イノシシ狩りのポイント
イノシシ肉の残量が200を切ったら2匹目を引っ張ることを考えましょう。
イノシシの距離はマチマチなので、早かったり遅かったりは感覚をつかむしかありません。
遅すぎて棒立ちになったり、中途半端に羊を食べないといけないという場面を作ってしまうよりは早めに持ってくる方がいいでしょう。

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